モーションコプロセッサとは

モーションコプロセッサとは

歩数計などに使うオマケの頭脳

「モーションコプロセッサ」は、アップルがiPhoneやiPadに搭載するチップの名前だ。そもそもスマホにはCPUが内蔵されている。パソコン同様に、頭脳としてさまざまな計算や処理をするパーツだ。CPUは高性能なほうがいいので、年々性能が進化している。性能の高いCPUはどうしても電力をたくさん消費するのがネックだ。
ところが、スマホに求められるのは高性能なだけの機能ではなくなってきている。万歩計やランニングの情報を集める「アクティビティモニター」は、延々と歩数などをカウントする。一日中数えているのも当たり前だ。こんな作業には、たくさん電力を消費する高性能なCPUを使うのは持ったいない。
そこで、アップルは「モーションコプロセッサ」を搭載した。モーションとは「動き」ってことだろう。アクティビティモニターなどに向いているというわけだ。簡単に言ってしまうと、CPUのオマケとして付けたチップなのだ。このモーションコプロセッサによって、電力の消費を抑えつつ一日中歩数を数えられるようになっている。単純なパーツだが素晴らしい発想だ。
さて、iPhone 6sからはモーションコプロセッサがCPUに内蔵された。「ん?」なんだかよくわからないが、結局CPUと一体化しているような……。これによって、より電力が抑えられ性能も向上したという。
難しいことはさておき、デジタルな万歩計としての機能がよりよくなったと思えばいいだろう。もはや気圧計まで搭載し、高度の変化まで記録。階段などの上り下りもチェックしている。

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アクティビティ系のモニターアプリは、モーションコプロセッサによって一日中動いてもあまり電気を食わない。
アップルの説明はこちら
http://www.apple.com/jp/iphone-6s/technology/